トレンドはDAQ機器市場の変化を示します。
グローバルデータ収集システムアンケートのトレンドは、市場の貴重な見解を提供しています。
データ収集システムや解析分野の世界は、企業が市場に製品を投入するまでの時間とコストを削減させたいと思うことに比例して、どんどんと変化しています。
HBMでは、世界中のDAQ市場の動向をみるべく、ドイツ語、英語、フランス語、ポルトガル語、日本語、韓国語、中国語の7言語にてアンケートを実施いたしました。
16の設問からなるアンケートに対して、世界各国600人からのご回答を頂くことができました。
一般的には、世界中のDAQシステムユーザは、ヨーロッパ、アメリカ、アジアにかかわらず、とても似たご要望・ご要求をお持ちであることがわかりました。 ひとつのキーポイントとして、世界中で使われているDAQシステムには、グローバルなサポート・サービスが必要とされているというメッセージが送られているということでしょう。
*以下、結果をご報告します。複数回答可の方式のため、1つの回答が全体の何パーセントに当たるかを示しています。そのため、全てを足すと100%を超える回答がございますので、予めご了承下さい。
最も重要とされた特徴: 使いやすさ、パフォーマンス、精密さ、そして品質
使いやすさ、パフォーマンス、精密さ、品質は、DAQシステムに最も求められた特徴で、使いやすさは回答の80%を占めました。 そのほかの機能は全体の96.5%となりました。
もう一つの側面として、マルチ機能としての能力をもつことがDAQシステムに求められていることも分かりました。ひとつのDAQシステムで様々な物理量、違った物理量を計測したいと応えた方が66.1%となりました。
これは、HBMが積極的に採用しているTEDS(Transducer Electronic Data Sheet) と互換のAPM (Advanced Plug & Measure) をサポートしているDAQシステムが、お客様の使いやすさをサポートし、市場においての要求としてさらに広がってくると言えるでしょう。
Figure 1: Most important features of a DAQ system(multiple choice was possible)
構成: モバイルデータ収集システムがフレキシブルさを提案できる
ご回答の中で、使用される構成として最も多かったのが、PCとDAQシステムを接続して使用するの85.6%でした。特にイギリスでは、93%の方がこの構成が必要と応えています。
これまで一般的とされてきた、コントロールシステム内での使用や制御盤内での使用をする・あるいは必要と回答した方は、上述のおよそ半分以下でした。
今後のDAQシステムは、よりフレキシブルでモバイル型へと需要の傾向があるようです。
最もポピュラーなインターフェイス:USBとイーサネット
ここではエンジニアが2つのタイプのPCインターフェイスを希望していることがわかりました。USBとイーサネットです。 それぞれおよそ60%以上の方が筆お湯と回答されています。
反面、デジタルI/Oとアナログ出力は、上述の回答に接近するスコアをみせており、60%にほぼ達する回答を得ています。この結果、エンジニアは PCインターフェイスに興味を見せながらも、実際は幅広い種類のインターフェイスを実際には使用されていると思われます。
また、モバイル用途としての要望は高くなってきていると思われます。特にアメリカでは50%近くがモバイル用途が必要と回答していますが、全世界的にも33.8%が必要と回答されています。
Figure 2: Most important interfaces of a DAQ system(multiple choice was possible)
電源供給はメインから
現状では、主電源への要望は73.2%ありました。反面、USBポートから直接電源を取りたいという回答が33.5%あり、これは前問のモバイル使用への要望とほぼ同じ比率ですので、モバイルへの感心が伺えます。
集中管理型かマルチポイント計測用に分散型か
PCとの使用を重要視しているトレンドが強く、43.3%が集中管理と分散型の混合型でした。集中管理のみは29.6%、分散型のみは16%にとどまりました。
使用場所: 研究所か工場内か
使用環境や環境温度などを知るための設問でしたが、研究所内か工場内かの設問に対し、顕著に延びた回答は38.7%のアウトドアまたはオンボード使用でした。
機器に求める使用温度範囲については、厳しい環境が多かったようです。下限として多かったのは、-20°C (-4°F)で10.7%、上限として多かったのは 60°C (140°F) の18%でした。
この使用環境温度は、まさのHBMのSOMAT eDAQ が提供している能力です。
幅広いソフトウェアオプション
エンジニアはソフトウェアは使用してはいるようですが、オプションとしてソフトウェアを希望する方は少なかったです。
新しい「メガ」トレンド:超多チャンネル
多チャンネルへの要求が最も強かったのはアメリカで19.2%が32から64チャンネル、22.2%が64チャンネル以上を希望しました。全世界的には、32から64チャンネルが14.1%、64チャンネル以上が11.2%でした。
同時に、40.8%の方が高精度な機器を求めていました。
一つはっきりしたことは、トレンドとして、コンスタントに多チャンネルに対するチャンネル数が増えてきていることです。HBMの調査によると、アメリカではお客様が既にお持ちの機器に、どんどんとチャンネルと追加している傾向が見られます。
しかし、多チャンネルだからといって精度が低くて良いとは思われていないようです。エンジニアからの要求は、多チャンネルで高精度であると見てよいでしょう。
ワールドワイドな市場において、高精度なDAQシステムが求められています。しかも多用途で拡張性の高いものが求められています。このような要求にいち早く応じているのが、HBMの最新のDAQシステムである QuantumX データ収集システム です。
高サンプリング速度が求められる
11.3%のエンジニアが必要なあるいは希望するサンプリング速度として 最大10,000 サンプル/秒 と回答しました。 50,000 サンプル/秒以上と応えた方が3.8%でした。
プラグ:端子台からRJ45まで様々
一般的な接続方法である端子台や標準ワイヤ接続は未だに強く38.5%でした。その反面、BNC接続が36.3%で、アメリカだけを見ると53.7%でした。RJ45プラグも回答が寄せられており、今後の伸びを期待させます。
HBM では、このような興味深いデータが得られた事に感謝すると共に、今後ともお客様のご要望、ニーズに合った製品を供給し続けて参ります。
ご協力下さいました皆様に、この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。





