HBMの力センサ校正サービス:2.5 N ~ 5 MN HBMの力センサ校正サービス:2.5 N ~ 5 MN | HBM

力センサのHBM校正サービス:2.5 N ~ 5 MN

HBMの校正ラボは、以下のような特長のある力センサの校正サービスを提供します。 

  • 引張力と圧縮力の校正を、2.5 N ~ 5 MN の非常に広範囲で実施。HBMは、このサービスを提供できる、唯一の私設校正ラボです。
  •  計測チェーン全体(サードパーティの製品を含む)の校正を追加コストなしで実施
  • 力トランスデューサ、力センサ、力計測チェーンの校正における数十年の経験(1977年以来)
  • 産業用センサの優れた費用対効果の校正から、最も高い要求を満たす参照標準までの校正 

トレーサビリティ

  • ISO 17025の証明書発行
  • ドイツの国家計量標準研究所(PTB)に直接のトレーサビリティを確保
  • HBM校正ラボは独立した社外専門家により定期的に査察を受けています

国家標準に直接トレースできる、計測の不確かさを最小限に抑えた、校正証明書を発行

高精度

  • 最小限の計測の不確実性を保証する校正マシン(非国家機関の校正ラボとしては最良なラボです)
  • デッドロードマシン(センサには地球の重力場の重さが負荷されます)は最大容量240 kN。私設の校正機関としては突出した能力
  • マシン精度 0.005 %(圧縮荷重)または 0.008 %(引張荷重)
  • 最大定格容量 5 MN (圧縮荷重と引張荷重)

データシートの仕様ではなく、実際のセンサを使用して不確実性評価

3種類の校正サービスから選択

お客様が校正サービスの内容を選択:       

  • ISO 376
  • DAkkS-DKD-R 3-3
  • 実用標準による校正

計測チェーンの校正またはセンサのみかを選択。最高レベルの要求を満たすISO 376、または、DAkkS-DKD-R 3-3 を選択。ご質問はぜひ担当者までご連絡ください。

HBM力校正サービス

  • ISO 376 準拠の校正サービス
  • DAkkS-DKD-R 3-3 準拠の校正サービス
  • ワーキングスタンダード(実用標準/2次標準)による校正サービス

認定証明書を御参照ください

 


選択ガイド : 御要望に沿った校正サービス

センサについてすべてを知りたい場合 : 

このタイプの校正では、センサは3つの異なる取り付け位置で校正されます。つまりセンサを計測対象に対し120°ずつ回転させて校正を繰り返します。このためセンサの着脱は全3回繰り返されます。

次の特性を、ISO 376 の校正作業から記録し、校正証明書に記載します:

  • 各校正ステップでの正確な出力信号
  • 各校正ステップでのヒステリシス値
  • センサの取り付け位置を変更して校正を繰り返した場合の校正値の再現性
  • クリープの状態
  • ゼロ点安定性
  • 補間誤差(最小二乗近似からの計測値の潜在的偏差)

さらに、校正証明書は、ISO 376に準拠した計測不確かさ、すなわち昇順および昇順と降順に力を変更したときの検定値を記載します。

HBMはヒステリシスの影響を含む計測の不確かさなどの追加情報を特別なサービスとして追加費用なしで提供します。これは、標準の要件を超えたサービスです。 

この校正は、力センサがトレーサブルな計測機器であることを証明します( ISO 9001 準拠)。

最高の優費用対効果、トレーサビリティ保証付き

DAkkS-DKD-R 3-3による校正では、1つの取り付け位置での計測のみが必要です(ISO 376とは対照的)。この校正から、以下のセンサ特性が得られます。その内容は校正証明書に記録されます。

  • 各校正ステップでの正確な出力信号
  • 各校正ステップでのヒステリシス値(可逆性誤差)
  • ゼロ点安定性
  • 線形誤差(線形近似からの計測値の潜在的偏差)

さらに、校正証明書は計測の不確かさを記載します。必要な繰返精度および再現性のデータは、同じタイプの校正結果の統計値に基づいています。HBM 製品以外にも、データベースは多数のサードパーティ製のセンサ情報を記録しています。 

この校正は、お客様の力センサがトレーサブルな計測機器であることを証明します( ISO 9001 準拠)。 

仕様適合性の評価:力センサがデータシートの仕様範囲外にある場合、HBMはこの事実を記載いたします。

 

HBMは、お客様指定の負荷ステップを使用して、実用標準(ワーキングスタンダード)による校正を提供しています。 

この校正から、以下のセンサ特性が得られます。その内容は校正証明書に記録されます。

  • 各校正ステップでの正確な出力信号
  • ヒステリシス(相対的な可逆性誤差 )
  • 線形誤差(線形近似からの計測値の潜在的偏差)

HBMの推奨 : DAkkS-DKD-R 3-3 準拠の校正サービスをお勧めします。これは、ほぼ同じ費用で、実用標準の校正よりも詳細な校正データを提供できます。ご質問はぜひ担当者までご連絡ください。


200 N force calibration machine

  • 2.5 N - 200 N
    DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

  • 圧縮力:2.5 N ~ 200 Nの範囲で±0.005 %(測定値の)
  • 引張力:2.5 N ~ 200 Nの範囲で±0.008 % (測定値の)

試験ステップ:2.5、5、7.5、10、12.5、15、17.5、2 、25、30、35、40、45、50、60、70、80、90、100、120、140、160、180、200 N

2.5 kNの力校正マシン

50 N ~ 2.5 kN
DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

  • 圧縮力:50 N ~ 2.5 kNの範囲で±0.005 %(測定値の)
  • 引張力:50 N ~ 2.5 kNの範囲で±0.008 %(測定値の)

試験ステップ:50、100、150、200、250、300、350、400、450、500、600、 700、800、900 N、および、1、1.2、1.4、1.6、1.8、2、2.5 kN

25 kNの力校正マシン

0.5 kN ~ 25 kN
DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

  • 圧縮力:0.5 kN ~ 25 kNの範囲で±0.005 %(測定値の)
  • 引張力:0.5 kN ~ 25 kNの範囲で±0.008 %(測定値の)

試験ステップ:0.5、1、1.5、2、2.5、3、3.5、4、4.5、5、6、7、8、9、10、12、14、16、18、20、25 kN

240 kNの力校正マシン

5 kN - 240 kN

5 kN ~ 240 kN
DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

圧縮力と引張力:5 kN ~ 240 kNの範囲で±0.01 %(測定値の)

試験ステップ:5、10、15、20、25、30、35、40、45、50、55、60、70、80、90、100、110、120、140、160、180、200、220、240 kN

1 MNの力校正マシン

50 kN ~ 1 MN

DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

圧縮力:50 kN ~ 1 MNの範囲で±0.01 % (測定値の)
引張力:50 kN ~ 600 kNの範囲で±0.02 % (測定値の)

試験ステップ:50、100、150、200、250、300、400、500、600、700、800 kN、および、1 MN

5 MNの力校正マシン

100 kN ~ 5 MN

DAkkSと実用標準の校正用

可能な限り最高の不確実性:

  • 圧縮力と引張力:100 kN ~ 5 MNの範囲で±0.02 %(測定値の)

試験ステップ:100 kN ~ 5 MN ( 25 kNのステップで )

校正証明書の見本

HBMの校正証明書をご覧ください。HBM 校正ラボで実施されている計測量の校正証明書(見本)をPDFファイルでダウンロードできます。

 

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