CANバスモジュールQuantumX MX471は最大4つのCANネットワークに接続でき、任意に拡張できます。モジュールはアナログ計測モジュールとの利用により車載試験に最適なソリューションとなります。またテストベンチではゲートウェイとしての役割も果たします。
モジュール構造であるため、CANのノードはすべて同期がとれ、収集するCAN信号数に制限はありません。
このモジュールは最大200のアナログまたはデジタル入力が可能なゲートウェイモジュールにもなります。信号はテストベンチの制御ユニットやデータレコーダに転送でき、スタンドアロン機器としてのインテグレーションが可能です。さらに、メッセージ分割やリアセンブルが可能で、例えば2台のCANゲートウェイをセットアップすることもできます。
レコーダとして使用する場合、チャンネルは車両スピード、ステアリング位置、ブレーキ制御などの異なる信号タイプを任意に収集できます。CANバス信号をトリガとしデータを保存し、解析することもできます。収集した信号をアナログまたはデジタル信号(EtherCATなど)としてリアルタイムに出力が可能です。