S+P Wägetechnik GmbH S+P Wägetechnik GmbH | HBM

充電せずに4週間:携帯式ワイヤレススケールがその耐久性を実証

S+P Wagetechnik社製の携帯式ワイヤレススケールは、充電することなく4週間作動し続けました。以前はバッテリーの限界があって、平均使用時間はほんの数日でしたから比較になりません。こうした成功は、S+Pの革新的なアイデアと巧みな設計に、HBMの持つノウハウと経験を組み合わせた結果として得られたものです。

携帯式ワイヤレススケールは、積み込みクレーンやスキップローダーを使用した積み込み作業で使用されます。この機械スケールは完全に自己完結型で、オンボードの供給ネットワークには接続されていません。計測データは、ワイヤレスで送信されます。S+P社は、検証済みの移動式スケールのスペシャリストです。

この会社では、これまで20年以上にわたって産業用車両(サイロ設置ユニット、タンクトレーラー、スキップローダー、クレーンなど)で使用するスケールを供給し続けています。こうした移動式スケールにより、車両の積み込みや荷下ろしを需要主導で行うことが可能となり、また保有車両の利用状態を最適化することで、運転コストの削減を実現しています。

ワイヤレスで組み込みが容易

多くの車両を管理するオペレーターが受け取るのは、車両に簡単かつ迅速に取り付けることが可能な検証済みスケールです(S+P製グレードIII移動式ワイヤレススケール)。ほんの2~3時間あればユーザーが自分でワイヤレススケールを取り付けることができるため、車両のダウンタイムを最小限に抑えることができます。スケールは、出荷前に検証済みなので、取り付けが終了すると直ちに使用することが可能です。しかもこのシステムは、いつでも取り外して他の車両に取り付けることができます。

S+Pは、小型で点検修理の容易な新型のワイヤレススケール2機種を発表しました。スキップローダー用のSPF1990DSモデルと積み込みクレーン用のSPF2009Kモデルです。この2機種は頑丈で商取引が法的に認められています。また、取り付けが非常に簡単で、たった3つの手順でシステムに組み込むことができます。このワイヤレススケールは両機種とも、取り扱いの安全性、ユーザーフレンドリーな操作性、さらに現場での計量や明細表発行が可能な点で、非常にインパクトのある製品です。

操作安全性に優れたHBM製の検証済みスケール

商品計量用のスケールに対しては要求がさらに厳しくなります。検証済みというだけでは不十分で、操作安全性に優れた構造を備え、さらにシームレスな文書化が可能でなければなりません。HBMの技術と製品をもってすれば、検証済みで、安全に操作でき、暗号化データ送信機能を備え、EU MID指令の要件(WELMEC 7.2)に完全に適合したワイヤレススケールを製造することができます。さらに、HBMのファームウェアには、エネルギー節減のための特殊電力監視システムが含まれています。これによってバッテリーの使用時間が延びるため、S+Pにとって大きなメリットです。PTBスケールクラスIIIの承認も取得できます。

HBMの計量技術を備えた取引証明付きスケール

DIS2116 デジタル計量用表示計 には最大24個のロードセルを接続することができます。計測データは内蔵の AD104C アンプ によってデジタル化されます。ファームウェアには、安全で暗号化されたワイヤレス動作に必要なすべてのコンポーネントが含まれています。