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HBMのビルドアップセンサシステム: 使用範囲: 60 kN~15 MN

トランスファ標準器BU18は、センサを平行に配置し、1つの3リングトーション力変換器にしたものです。  3つのセンサは電気的に並列接続することができます。あるいは、1つのアンプ入力にそれぞれ接続することも可能です。

モジュラー設計であるため、装置の組立てが簡単なことが実用上の大きなメリットになります。つまり、重量のあるセンサの代わりに、複数に分かれた軽量な部品を使うことで、苦労せずに組み立てが行えるのです。さらに、3つのセンサは、他の校正作業にそれぞれ使用することができます。

HBMのビルドアップセンサシステムは、数多くの調査プロジェクトにおいて、それぞれの校正で得られた数値から並列に接続されたシステムの挙動を推定する目的で利用されています。そうした数々のプロジェクトにおいて、本システムの圧倒的な繰り返し性が特に有効であることが実証されています。ビルドアップセンサシステムの特徴には次のようなものがあります。

  • 精度等級: 0.03
  • ISO376準拠の精度等級: 00
  • 公称(定格)力: 3 MN(オプションでさらに大きい容量も選択可能)

最高の要求をも満たす実績ある技術

  • 現在生産されているシリーズの中から最高の力センサを選び、HBMのビルドアップセンサシステムに使用しています。
  • 和算箱が構成部品に含まれます。センサは並列接続することも、校正作業用に個別に使用することも可能です。
  • 本システムは各国の計量研究所(NMI)でトランスファ標準器として使用されています。また、研究において重視される高い精度と品質を備えていることが高く評価され、多くの研究者に利用されています。

圧倒的な繰り返し性と柔軟な使用

作業を効率化

  • モジュラー設計で取付けが容易:  本システムは、重量のある1個の機器ではなく、極めて軽量な複数の構成部品を組み立てたものです。
  • マーキングが施されているため、何回でも全く同じように組み立てることができます(優れた繰り返し性をサポートします)。
  • BU18、高精度計測器DMP41、それにHBMの校正能力を組み合わせることで、パワフルな参照計測チェーンが出来上がります。

計測チェーン内のいずれのコンポーネントも立ち上げが簡単に行えます。

要求に合わせて

  • 標準品のBU18/3MNは、3つトランスファ標準器(1 MN)からなります。
  • カスタムセンサは既に、容量60 kN~10 MNの範囲で実用化されています。
  • HBMは、詳細にわたる徹底した検討を通じて、当社のシステムでお客様のニーズが確実に満たせるように努力を続けています。

お客様のラボや装置の主な条件に適応済みのカスタムトランスファ標準器をぜひご利用ください。

BU18 技術資料ダウンロード

タイトル/詳細言語
データシート
BU18 - Data Sheet English
BU18 - Datenblatt German
BU18 - Prospetto dati Italian
設置マニュアル
BU18 - Mounting instructions English, German
Declaration of Conformity
1-KAB, K-KAB (cable)- 適合宣言 多言語