50℃を越える温度、ほこり、雨、振動: オーストラリア奥地(アウトバック)の列車は非常に過酷な環境に耐えなければなりません。
有名なIRT(Institute for Rail Technology:鉄道技術研究所)は、鉄鉱石輸送用の新型計測車両を設計するにあたり、HBMの特に堅牢に設計されたSoMat eDAQデータ収集システムの採用を決定しました。

オーストラリアには、鉄鉱石の大規模な鉱床があります。長距離を移動する重量級貨物運搬車両は、オーストラリア奥地の鉱山から港まで源材料を輸送するのに使用されます。

貨物線は国際的な鉄鋼業のライフラインです。したがって、車両と鉄道の運用上の長期信頼性は、特にオーストラリア奥地の極限状態を考慮すると、非常に重要です。

メルボルンのモナッシュ大学に拠点を置くIRTは、鉄道の運用に関して、信頼性と効率を絶えず改善する数多くの研究計画を推進してきました。

The IRT Test Laboratory

自動計測車両

鉄道の運用に計測データ使用することに関しては、数十年の経験を持つIRTは、IOC(Instrumented Ore Car)と一般的に呼ばれる自動計測車両の概念を開発しました。

IOCのハードウェアに指定された重要条件は以下の通りです:

  • 周囲温度がしばしば50℃を超えているオーストラリア奥地で極端な温度に耐えられること
  • 高い振動、ほこり、および雨の環境で、高い信頼性で運用できること
  • 高速データを収集とリアルタイムのデータ処理を実施できる、柔軟なデータサンプリングが可能なこと
  • 広範囲な種類のセンサ(ひずみゲージ、変位計、圧力計など)に接続したり、バス情報を伝達したりする能力
  • 多量のデータを格納する能力とリモート操作

採用の対象となる様々な製品を調査した結果、SoMat eDAQ が、柔軟性、堅牢性、オーストラリアHBMのサポート力に関して優れていると判断されました。SoMat eDAQモジュールは、主要な鉄道運用拠点のIOCに使用され、信頼性と柔軟性が高いことが実際に確認されました。

IOCからのデータは、軌道整備から新型列車ドライバー戦略の開発まで、鉄道ネットワークによって幅広く使用されています。

また、SoMat eDAQは、運用上の広範なパラメータを計測する能力があるので、レール応力計測から装備品のテストまで、IRTによって手広く使用されています。

鉄道技術研究所(IRT)

鉄道技術研究所(IRT)は40年間以上にわたり、オーストラリアとアジアで、重量貨物、乗客、貨物などの鉄道運用に関して、技術サポートを提供しています。メルボルン(オーストラリア)のモナッシュ大学のクレイトン校を拠点とするIRTは、鉄道関連の専門的な問題解析において、記録的な実績を上げました。今ではそのソリューションの多くが、世界中の鉄道網によって採用されています。IRTは、BHPB-IO、リオ・ティント、FMG、Vale、MTR香港、シンガポールMRT、クイーンズランド鉄道、QR National、オーストラリアRail Track社など数多くのお客様にサービスを提供しています。

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データ収集システム

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