ORWIN:プロセス監視 ORWIN:プロセス監視 | HBM

重要な工程監視にOrwin社がHBMアンプを採用

英国最大級の自動機・特殊機械製造業のOrwin InternationalはHBMのMP85ADPを同社のアクティブ・エンジンマウント・セル組み立てラインに利用しています。エンジンマウントからの振動を検知してマウントの剛性を調整することにより、振動を最小限に抑え車の室内の騒音や振動を低減しています。

この手法は室内の騒音や振動低減に大きな成功を収めました。Orwin社の製品ユーザーは最終結果に完全に満足していると語っています。

組立ラインの主要コンポーネント

MP85ADPは、圧着工程で使用されるキーパラメータである力と距離の計測と品質管理に使用されており、組立ラインの主要コンポーネントになっています。このアンプは非常に高速で、プロセス中に発生する計測値のピークやスパイクを適切にハイライト表示し、クラックや故障した部品を迅速に識別し交換を促します。MP85ADPは、圧着工程の主要パラメータである力と距離の計測と品質管理に使用されており、組立ラインの要になっています。このアンプは非常に高速で、プロセス中に発生する計測値のピークやスパイクを適切にハイライト表示し、クラックなどによる故障部品を迅速に識別し交換を促します。

Orwin社がMP85ADPを選択した理由は、エンジニアが最大8つの計測ウィンドウ使用できる点にあります。これにより圧着工程で加えられた力と距離を適切に監視できます。また力対変位の監視カーブを参照しながらプロセスを検証するアルゴリズムにより、距離と力の変化を常時モニタリングし、圧着時に発生する欠陥を確実に検出できるようにしました。これにより、次の工程に欠陥が持ち込まれることはなくなりました

これがOrwin社のユーザーには重要な課題でした。

MP85ADPは、毎分最大300回の取付サイクル・データを高速処理し、最速の生産ラインでも最大の信頼性を保証できます。産業用フィールドバス技術とデジタル入出力により、Orwin社は自動化された生産システムにアンプを簡単かつ最適に統合することができました。

リモートデータアクセス

さらに、MP85ADPを利用することで、データをリモートサーバに保存するデータエクスポート機能など有用な新機能が追加されました。リモートサーバのデータにより、マシン処理されたすべての部品データに簡単にリモートでアクセスできます。

また、MP85ADPの重要な新機能として、部品のトレーサビリティを保証するバーコードの使用が可能になりました。顧客の要求仕様では部品別の会計処理が求められており、契約上、トレーサビリティ機能は特に重要でした。

MP85ADPは、さまざまな装置に容易に組み込むことができ設定も簡単です。Orwin社は次のようにコメントしています、「HBMとは契約実績もあり、製品の信頼性と使いやすさはもちろん、製品配送後の強力なサポート体制があることを知っていました」。

組み立てラインの設定は変更できるようになっており、この工程では主に2種類の圧着(同寸法の右側と左側)が使われています。しかしここで重要なのは、現場で必要に応じて設定の種類を追加できる点です。

Orwin International社について

Orwin International社は30年以上の技術的経験と高度なノウハウを持ち、事実上すべての市場と技術に浸透してきました。これは、顧客の要件に合わせて確実な設計を行うことを実行してきたからです。同社の受注の約40%は輸出用で、広範な社内リソースを使用してコンセプトから導入およびサービスまであらゆるプロジェクトをサポートしています。

お客様情報

Orwin International