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規制実施に先立ち、テールリフトの規制適合に役立ったHBM

Del Equipment社(英国)は、間近に迫ったUNECE車両型式承認の規制実施に先立って、HBM製のデータ取得および解析用機器を活用することで、この規制への一連の自社製テールリフトの適合を実現し、競合各社に対して優位に立っています。

Del社は、非常に幅広い製品レンジのテールリフトビンリフトを設計・製造する英国のメーカーです。

同社の製品には様々な性能域をカバーする約30の主要バリエーションがあり、そのすべてが部品の承認を必要としていました。

Torque measurement in practice

この承認を得るためには、テールリフト構成の一部を形成する後部潜り込み防止装置について、全製品を対象とした静的試験を実施する必要がありました。

Del社の機械設計エンジニアであるAmir Tabatabai氏は、「当社の潜り込み防止バーを今回の規制の強度要件に確実に適合させるためには、正確な力測定機器がどうしても必要でした。」と語っています。

テストは、オックスフォードシャー州のウィットニーにあるDel社の工場で、水撃ポンプを取り付けた社内開発のリグを使用して行われました。

このリグは、テールリフト構造体上の複数のポイントを選択的にテストするため、必要に応じて所定の位置まで簡単にスライドできるようになっています。

力の計測は、 TEDS (トランスデューサエレクトロニックデータシート)を付けた HBM の U10M 力変換器 を、データ収集システム QuantumX MX840 に接続して行いました。これと同時にHBM社製の catman®Easy ソフトウェア を使用して解析を実行しました。

Del社が実現しようとしていることを直接見て同社の要求を良く理解するために、HBMの技術者たちは同社を訪問しました。

Del社と調整した結果、HBMでは、U10Mフォーストランスデューサを始めとして、その作業に最適な機器を推奨できました。

U10Mが選ばれたのは、特許を取得した一体型補正回路を通して曲げモーメントと横方向の力と間のクロストークを大幅に低減するからです。

Tabatabai氏のコメントです。

「HBMのスタッフは最初から打ち解けて私たちとじっくり話し合ってくれました。これが大いに役立ち、彼らは計測対象に対してコスト効率が 良く信頼性の高い適用可能なソリューションを提供してくれました。ソフトウェアの名前は“catman®Easy”ですが、技術的な観点から言えばこれで も控えめな表現です。非常にユーザーフレンドリーなソフトウェアですからね。」

「HBMは私たちを最優先してくれて、間違った機器を押しつけようとはしませんでした。HBM製の機器は競合他社製のものより優れていると感じましたし、厳しい体制の中でも私たちの目標達成を大いに助けてくれました。」とTabatabai氏は感想を述べています。