認識を変えることによって紙が不要に

HBM Genesis HighSpeed が提供する最新の高速データ取得製品により、紙のチャートレコーダーを参照する必要はなくなります。

 高速データ取得ツールを使用しているテストエンジニアの多くは、「すばやくデータを評価したい時には、パソコンの DAQ 結果を検証するよりも紙のチャートレコーダーを使用する方が簡単な場合が多い」と考えています。

 しかし HBM GEnsis HighSpeed では、幅広い用途に対応した DAQ 製品の最新 GEN シリーズを導入することによって、紙のチャートレコーダーは不要になると考えています。

  基本的な PC データ取得システムの多くは、ハードディスクへのデータスループットがハードディスクからのデータ出力と正確に同じになっているために、制限があります。 つまりこれは、ハードディスク処理能力をフルに使用して10分間の計測を行った場合、それを再生するにはやはり10分間かかることを意味しています。

  ところが GEN DAQ 製品では、特許を取得した StatStream と呼ばれる機能がこのデータ処理能力の問題を解消しています。 StatStream を使用して、計測の実行中に、複数の短縮されたデータストリームを並行してリアルタイムに生成し、これを未加工データと共に保存します。

 

 
  画面上に10ギガバイトのデータセットが表示されている場合、この表示は縮小したデータセットから生成されています。最大値や最小値といったすべての統計 パラメータは、たとえそれが1サンプルの幅しかなくても、常にすべての干渉スパイクが確実に表示されるために必要なデータと共に保存されます。特定のデー タにズームインすると、未加工のデータセットが最終的にサンプルレベルで表示されるまでは、よりサイズの大きなサブデータセットが使用されます。

  データの取得中は、特殊なデジタル信号プロセッサ (DSP) を使用することで、性能の低下をせずに追加的なStatStream 情報が生成されます。この追加情報によるデータセットサイズの増大はほんの3~4%ほどですが、再生速度は従来の PC システムと比較して100倍も速くなり、たった3秒で8ギガバイトのデータセットを表示することができます。

 HBM Genesis HighSpeed GEN DAQ シリーズは、「 Review while Recording 」が持つ機能性をシミュレーションすることができます。これにより、計測の実行中でも取得済みデータの評価や分析を行って、紙に出力するデータを電子的に シミュレーションすることが可能です。

Perception の問題

 機能性をさらに向上させるため、 HBM Genesis HighSpeed にはモジュール形式の Perception ソフトウェア が含まれており、ハードウェアとアプリを正確にマッチさせて真の電子チャートレコーダーを形成します。現時点で1000本以上のライセンス販売実績を持つ Perception は、計測データを23種類の異なるフォーマットでエクスポートすることが可能な、カスタマイズソリューションです。選択した領域を手動でエクスポートする ことも、また連続した計測結果をまとめて自動的にエクスポートすることもできます。

 

 すべての表示、支持記号、カーソル表、および計算結果などを Word または Excel に転送することが可能なことから、代替的な方法として標準の Microsoft Office ソフトウェアを使用してテストレポートを作成することもできます。さらに複雑なレイアウト機能については、詳細なレポートを perception で作成し、そのレポートをデータと一緒に保存しておくことも可能です。また、 perception では動的にレポート作成機能を強化することも可能で、一例を挙げると試験や標本の番号をヘッダやフッタ部分に自動的に入力し、繰り返し実行する試験では自 動的に番号を更新することも可能です。

代替的なストレージ

 HBM Genesis HighSpeed GEN DAQ 製品を使用すると、従来型の紙への出力に代わる方法としていくつかの選択肢があります。超高速信号に対しては、最大32ギガバイトまでの完全な計測結果を ローカルのハードディスクまたは直接サーバー上の RAM に保存することが可能です。例えば、チャンネル当たり 1 MS/s で64チャンネルの場合、1分間分の記録を RAM に保存することができます。

 また、ハードディスク上への保存についても、低いサンプリングレートを使用する2つのオプションがあります。

 あらゆるサイズのデータセットを、最大 50 MB/s のサンプリングレート(チャンネル当たり 1 MS/s で24チャンネル)でパソコンの内蔵ハードディスク上に保存することができます。
  その他、安全関連のアプリケーション用として、外付けの SCSI ハードディスクを GEN シリーズのベースユニットに接続することも可能です。 20 MB/s のアグリゲートレート (aggregate rate) では、 GEN シリーズのリアルタイムオペレーションシステムが完全な制御を行うため、こうした外付けハードディスクを含む構成によって Windows やパソコンの問題とは無関係の信頼性の高いデータを取得することができます。

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