HBMのトルク変換器(トルクセンサ)T40による新たなテストベンチ
Sisu AxlesはHBMのT40トルク変換器(トルクセンサ)を用いてテストベンチを再構築しました。より精度が高く、より簡単に計測を行いたいと考えたからです。テストベンチは、入力軸側に193kWの駆動モータ1台と、出力軸側には、ホイールにかわる負荷の役割を担う98kWの電気モータを2台で構成されます。駆動モータは車両エンジンの出力トルクを模擬し、負荷用ダイナモメータは、タイヤからの負荷による応力をシミュレートします。設定を必要に応じて調整し、例えば出力軸側のダイナモが、負荷用から駆動用モータとして利用します。また適切なギア比を設定できるように複数のギアを追加されています
信頼性の高い計測データ
T40トルクセンサから得られるトルク信号は、ダイナモとフランジ接続され、真の軸トルクを測定します。センサから得られるすべてのトルク信号はThe MP60工業アンプを介し、アナログ出力からさらにシステムへ転送されます。