HBMのトルク変換器(トルクセンサ)T40が、Sisu Axles社の製品開発を簡易化

ヴィークル・アクセルに求められる高い耐久性とトルク容量

Sisu Axlesは高い耐久性が求められる軍備品の積載コンテナ車やトラックなどの遊星アクセルを多数製造しています。こうした用途のヴィークル・アクセルは、非常に高い負荷に耐えねばなりません。メーカー間の競争も激化し、効率性と同時に低コストな製品の製造が必要になりました。最新の車両には、より高い耐久性と高いトルク伝達が必須です。そこでSisu Axlesの開発チームは、高精度な計測データを取得することにより、お客様の厳しい要求に応えたいと考えました。

旧テストベンチでは不正確だった計測データ

Sisu Axles では長年 どれほどの様々な負荷がアクセル軸をひずませていたかシミュレートと測定をしてきましたが、この旧ベンチは、負荷モータ(ダイナモメータ)の制御信号を測定し、その出力からトルクを計算していたたため、トルク値は信頼性、精度において不十分でした。

HBMのトルク変換器(トルクセンサ)T40による新たなテストベンチ

Sisu Axles社のテストベンチ、3台のトルクセンサが取り付けられている

Sisu AxlesはHBMのT40トルク変換器(トルクセンサ)を用いてテストベンチを再構築しました。より精度が高く、より簡単に計測を行いたいと考えたからです。テストベンチは、入力軸側に193kWの駆動モータ1台と、出力軸側には、ホイールにかわる負荷の役割を担う98kWの電気モータを2台で構成されます。駆動モータは車両エンジンの出力トルクを模擬し、負荷用ダイナモメータは、タイヤからの負荷による応力をシミュレートします。設定を必要に応じて調整し、例えば出力軸側のダイナモが、負荷用から駆動用モータとして利用します。また適切なギア比を設定できるように複数のギアを追加されています

信頼性の高い計測データ

T40トルクセンサから得られるトルク信号は、ダイナモとフランジ接続され、真の軸トルクを測定します。センサから得られるすべてのトルク信号はThe MP60工業アンプを介し、アナログ出力からさらにシステムへ転送されます。

テストベンチでのトルク計測にT40は最適

T40シリーズは、電気的な外乱ノイズ、振動、温度など過酷な環境条件にあっても、信頼性の高い計測結果を得ることができる最適なデバイスです。筐体もコンパクトでありテストベンチへの設置が容易です。また軸方向や回転方向の負荷にも優れた耐久性を持っています。また摩耗部品を持たない構造で、完全なメンテナンスフリーを実現しています。 

製品開発のために、より高精度なデータが必要

「製品開発で重要なのは、テストベンチで設計データの検証ができることです。設計時に計算された値が、実際に起こることをテストベンチで確かめることができ、これらの計測データを用いた開発環境によって時間とコストを抑えることができます。正確でリアルタイムのトルクデータは当社にとって非常に重要なのです」 Sisu Axles社の開発部長Jouni Teppo氏はそう述べています。Teppo氏によると、HBMのT40トルクセンサを使う最大のメリットは、検証に必要な高品質かつ正確なトルクデータが得られる点です。かつて測定誤差は数%もありましたが、T40シリーズによって誤差はわずか0.05%になりました。

ワイヤレスでのデータ転送

Teppo氏はHBMのT40トルクセンサを利用するメリットの1つに、トルクデータが非接触ワイヤレス伝送であることを挙げています。このトルクセンサは、ロータとステータ間のトルク計測信号をデジタル信号で非接触テレメータ技術によって転送します。

T40シリーズトルクセンサはコンパクトで省スペースです。小型でワイヤレスという特徴により設置やオペレーションがより簡単に行えます。

また既設の計測システムや制御システムにフィールドバスを介して簡単に統合できます。 

見たい時にいつでもデータを確認

 「正確なデータとワイヤレス転送に加えて、3番目のHBMの計測ソリューションを利用する重要なメリットは、リアルタイムの計測データがPC上でいつでも確認できデータベースに保存できることです。」 そうTeppo氏は述べています。

お客様の声

"T40の導入によって製造コストの低減に成功しました。高精度なリアルタイムトルクデータは、当社にとって非常に重要です"

Jouni Teppo, Director of R&D for Sisu Axles Inc.

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