耐環境型SomatXRシリーズにEthernetスイッチEX23-Rが加わりました。10ギガビットEthernetに対応し、SomatXRのモジュールやアクセサリを接続できます。計測モジュールは最大9台まで接続でき、データレコーダCX23-Rとの通信やEthernetを介したPCとの通信が可能です。EX23-Rは他のSomatXRのモジュールと同じ堅牢なボディで、システムのコンセプトにシームレスに統合できます。

PoE技術（Power over Ethernet）により、Ethernetカメラなどのアクセサリが利用できます(10ポートのうち5ポートまでに最大15.4Wの電源供給が可能)。別電源が必要がないため、配線工数を低減できます。

EthernetスイッチはPTP同期（Precision Time Protocol Version 2）を採用しています。NTP（Network Time Protocol）とは異なり、PTPでは1μs未満の高精度が実現できます。標準のEthernetスイッチではこのレベルの高い同期品質は保証されません。