無限に拡がる可能性:QuantumXで、システムにしばられないデータの同期収集が可能に

HBMのデータ収集システムQuantumXシリーズ は、様々な種類の入力信号を高い信頼性と精度で収集できます。幅広いセンサ技術と信号入力をサポートし、今回のハードウェアの機能拡張とソフトウェアのバージョンアップによりさらにその柔軟性が拡張しました。

近年のデータ収集システムに求められるのは、正確さ、柔軟性、そしてパワフルであること。QuantumXシリーズはいずれにおいても優れたパフォーマンスを提供します。今回のハードウェアならびにソフトウェアの改良はそのパフォーマンスをさらに強化するものです。

ハードウェアの機能拡張

QuantumXシリーズはPrecision Time Protocol(PTP)をサポートし、イーサネットの上のデバイスをかつてない精度で時刻同期できます。これにより利用環境にあわせた分散型やラックマウント型のシステムのコンフィギュレーションが、これまで以上にしやすくなりました。

計測チャンネルからのデジタル情報量においても、新ハードウェアでは、“スムーズな”10進法のデータ処理が可能になりました。毎秒10,000 100,000といった計測値の解析が、容易に行えます。なおQuantumXシリーズのすべてのモジュールに、この新機能が装備されます。

今回新登場したQuantumX MX403Bも、もちろんこの新機能を備えています。MX403Bは4つの絶縁差動電圧チャンネルを装備し、最大1,000VまでのACまたはDC電圧を直接入力できる絶縁高電圧入力アンプです。ラボやテストベンチ、またフィールドでの利用いずれにも適しています。MX840Aをはじめとする他のモジュールと組み合わせることで、機械量と電気量をベースにした電力や発電効率の演算が可能になりました。

QuantumX MX403Bは4つの絶縁入力チャンネルをもち最大1000Vの高電圧入力モジュール。他のQuantumXシリーズとの組み合わせで、機械量、電気量、温度、またCANバス信号を同期収集できる

新たなファームウェアで、システムのしばりから解放

フリーダウンロードできる新ファームウェアは、大きなメリットを提供します。データストリーミングにより、QuantumXはほとんどすべてのシステムに統合できます。OSの種類に関係なく、データをより高速に、簡単に、かつてないほどの透明性をもって記録することができます。

また革新的なスキャン機能により、複雑なネットワーク上のモジュールでも、PC上で速やかに認識できます。またこのファームウェアはWEBベースのインタフェースや規格にあわせて常に適正化されます。

拡張ドライバとデータ収集ソフトウェアcatmanも最新化され、すべての新機能に対応しています。QuantumXは新たなスタンダードデータ収集システムとして試験計測の厳しい課題に対応します。

常に最新の開発にあわせて

様々なイベントや人間関係において、時刻を正確に同期させることは不可欠であり、それは技術的なシステムにおいても同様です。正確な時刻情報は分散化システムを使うテストや検査では特に必須項目といえます。しかし従来、ネットワーク上の分散化クロックの同期は十分な正確さが得られず、導入は非常に困難でした。イーサネットをベースにしたPTPの登場でこうした弱点は解消できます。

PTPネットワークプロトコル

IEEE 1588:2008で定義されたPTPは、イーサネット上の各デバイスのクロックタイムを同期させることができます。ネットワーク上のもっとも正確なクロックがマスタとなり、スレーブはこのマスタに同期することで遅延を判断し、そのを適正化します。PTPはまた、複数のクロックをマイクロ秒レンジの精度で同期させることができます。システム上の最低限の要件を除き、管理上のコストはほとんど必要としません。

複数デバイスを同期をとって解析

PTPの採用により、様々なデバイスで記録された分散データの比較が可能になります。PTPによる一貫した同期メカニズムのお陰で、異なるデバイスからのデータのコンパイルが簡単に行える上、同期のとれたデータの解析も可能になります。QuantumXの温度モジュールMX1609KB を高速データ収集システムGenesis HighSpeedに組み込むのも、その1つの方法です。.

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