トルクと回転速度の統合
このような周波数と電圧などの通常の出力信号に加えて、HBMのトルクセンサは、固定子に、TMC(トルク計測コミュニケーション)デジタル·インタフェースを備えています。トルクセンサは、これにより柔軟に使用することができます。
周波数と電圧などの通常のシグナルとEtherCATなどの最新のイーサネットベースのフィールドバス技術の両方を通じて、これらを自動化と制御環境の中に統合することができます。統合は、モジュール方式で柔軟性の高いTIM-ECインタフェースのコンセプトを使用しています。
TIM-ECは2チャンネルのEtherCATインタフェースモジュールです。TMCデジタルトルク信号に加えて、T40トルクセンサ シリーズからのRS-422互換の回転速度信号を接続することができます。以下の計測値が、EtherCATのバス上で使用できます:
- トルク
- 回転速度
- 回転角度
上記の計測値は、周期的モードで送信されます。2個のローパスフィルタ(TP1、TP2)が、トルクと回転速度それぞれに使用できます。このフィルタは互いに独立して設定することができます。