お客様インタビュー:「革新の電動モータ効率評価手法 eDriveテスティング」

電気駆動系システムの効率化に必要なものとは?eDriveテスティングをご利用のトリノ工科大学教授Radu Bojoi氏とPaolo Guglielmi氏にお話をうかがいました。

1. 電気駆動系システムのテストで一番大きな課題は何でしょう?

 PWM型のモータ電圧の波形解析です。エネルギー効率やトルク値のようなデータの試験成績とともに、電気量と機械量を正確に同期をとって収集できるようなシステム開発が注目されるべきです。

2. 電動駆動の装置やインバータの効率向上には何が一番よい方法だと思われますか?

パワエレ部品や新素材の開発には新技術が必要です。パワエレと電動モータの融合は不可欠です。仮に十分な情報がモータやインバータに関して得られているなら、効率は制御方法の最適化によって改善できます。

3.HBM eDriveテスティング を利用いただいていますが、従来のパワーメータとオシロスコープを組み合わせる方法と比べこの手法にはどのような利点がありますか?

データ収集やストレージ面が秀逸ですね。ポスト処理機能も色々な点で非常に使いやすく、データ解析がしやすいと感じます。従来のパワーメータとオシロスコープの組み合わせと比べると大きなアドバンテージがあり、それはトルクや回転スピード、温度といった非電気信号をより多く記録できるという点です。時間オフセットの問題が解消されます。オフセットはもはやデータ収集の世界では過去のコンセプトですね。

4. eDriveテスティングは電流、電圧、回転スピード、トルクの他、温度信号も記録できます。ご利用のアプリケーションでいくつもの役割りを担うことができます。実際のお仕事でどの程度有用ですか?

電気信号、機械信号、温度データを同期させ、駆動システム全体を完全にイメージできるのはとても重要です。

5.リアルタイムでのパワー演算はeDriveテスティングの機能拡張の中でも重要ですが、メリットはお感じですか?

まだ利用していませんが、オンラインの試験で役立つ情報が得られるのではないかと思います。

6.今後のあるべき姿について -2020年、センサ、アンプ、ソフトウェアに渡るパワー計測技術にどのような進歩があるでしょうか?

ンサからデータ集録までをワイヤレスで行えればと思います。2020年にはサンプルレートや帯域は今の2倍は欲しいですね。高速データ処理をリアルタイムで行えること、さらにEMCテストのオプションなども今後の計測技術に期待したいです。

 

Prof. Paolo Guglielmi, Associate Professor for Electrical Machines and Drives in the Energy department of the Polytechnical University of Turin.
Prof. Radu Bojoi, Associate Professor for Electrical Machines and Drives in the Energy department of the Polytechnical University of Turin.
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