Perceptionの計測インターフェースのセットアップ
最初にSettings ➔ General ➔ Recorder. の順に入って行き「Resolution」を調整します。デフォルトは16 bitsになっています。これを回転角度分析のために18に変更します。これで「Timer-Counter Channels」が後で起動できるようになります。
図 1: レコーダの設定を18ビットに変更する
インクリメンタルロータリエンコーダとGEN3i(Annex A参照)間の光信号コンバータは、入力カードAのMarker Channels (Events) に結線されています。
Ev A7_01 (encoder track K0)
Ev A7_02 (encoder track K1)
Ev A7_03 (encoder track K2)
(入力カードAについてはGEN3iのデータシート8ページ 図1.6: Pin diagram for Digital Event/Timer/Counter connectorを参照)
これらのチャンネルはPerception内で起動状態になっています。(Settings ➔ General ➔ Marker Channel (Events)):
図 2: デジタル入力を起動
ここで「General」のメニュー項目の適切な「Timer-Counter Channel」(Ch A9)を起動して、位置の分析をします。
図 3: Timer-Counter Channelを起動する
もしまだやっていなければ、センサのデータベースに適切なセンサを新規作成します(Sensor Database ワークシート)。最初は方向については分析されません(「Counter Type: Uni Directional」を選択します)。オプションの「Reset counter each external pulse」を選択し、1024パルスの後にカウンタをリセットします。下の図に示す設定も同様に行います。
図 4: センサデータベースにインクリメンタルロータリエンコーダを新規作成する
これで、Settings ➔ Input ➔ Timer Counterと入ってTimer-Counter input CH A9のセンサを選択できます。 対応する設定値が右に表示されます。
図5: 新規作成したセンサを選択する
「Invert reset pin」のオプションをリセットします。
図6: 信号の「inversion」のリセット
これで、カウンタを「Active」のページにドラッグし、いつものように使用できるようになります。
図7: Perceptionでのエンコーダ信号の表示