ファイバブラッググレーティング(FBG)は、光ファイバのコアに作りこまれた数ミリメートル長の微細構造体です。これは、位相マスクを使用してファイバのコアにUVレーザビームを照射し、干渉パターンを生成したものです。これにより、シリカマトリックスの物理特性が恒久的に変化します(図1)。この加工は、周期的屈折率変調により、共鳴構造を作るものです。
一次被覆で保護された、光ファイバの直径は250マイクロメートルですが、この被覆がなければ、ファイバの直径は125マイクロメートルになります。光は、直径が約8マイクロメートルのコア内を移動します。