実務上のヒント: PMXセンサのスケーリング方法

基本説明

ここでは PMX に使用されるセンサのスケーリングを決める様々な方法を説明します。実行するには、各方式に適した校正プロセスからのデータが必要です。一般に、スケーリングとは電気値と物理値、「フィールド値」(例:mV/V)→「プロセス値」(例:ニュートン)間を関連づけるものと解釈されます。一例として、DIN51309に従い校正された TB2/200N·m トルクセンサを使用します。この方式はすべてのタイプのセンサに使用できます。

ここで導入される、2ポイントスケーリング、数値表、多項式、一次方程式などの方式は主に不確実性と効力の点で異なります。特にファームウェア2.02で導入された「多項式」の計算チャンネルは、2つの異なったカーブをポジティブとネガティブ入力信号用に使用できます。これは手動スイッチングなしで自動的に使用できます。例えば、時計回りと反時計回りのトルク信号や圧縮応力と引張応力の負荷の場合に非常に役に立ちます。

重要な注意点:

すべてのスケーリング方式に対して、2ポイントのスケーリングを除いて、使用されるチャンネルはデフォルトに設定してください。

デフォルト設定は以下の通りです:

1. 電気ポイント : 0.0000000       
2. 電気ポイント : 1.0000000

1.物理ポイント : 0.0000000
2. 物理ポイント : 1.0000000

ゼロ値 : 0.0000000
ゼロ目標値 : 0.0000000

2ポイントスケーリング

速くて効果的なセンサスケーリングの「古典的」方式は、2ポイント式です。電気値と物理値の関係を表すリニアな特性線が作成できます。2ポイントスケーリングは直接センサチャンネル上に設定できます。入力すべきデータはセンサデータシートに記載されています。

数値表

校正を行うには、通常、多数のポイントで電気値と物理値間の関係を表す数値表を使用します。この数値表の例が以下の画像です。PMX上で「特性表」の計算チャンネルを作成して、校正証明書からの数値を入れてください。最も低い値から開始(個々の例では:-200)してください。入力信号として対応する測定チャネルを選んでください。

多項式

また、校正の手順の方式として、数値表に加え補間関数を使用する場合があります。「多項式」の計算チャンネルを作成して、デチューニング係数Sを入力します。パラメータで「係数セットのNbr」を変えることによって、ネガティブ入力値に使用できる2番目の多項式を定義できます。これは、時計回り及び反時計回りのトルク信号に適用され、通常、校正手順書に記載されています。係数Aはポジティブな入力信号、係数Bはネガティブな信号に使用されます。入力信号に対応する測定チャネルを選択します。

一次方程式

多項式以外に、校正の手順には簡単な一次方程式が使用できます。一次方程式は「多項式」の計算チャンネル上で近似式として使用できます。

まとめ

以下の図は、"cubic"の補完法が真値に一番近いことを示しています。線形補完法の不確実性は測定範囲が増加するにつれて改善されています。しかし、最も正確な方法は数値表です。

注意:
本文上で使用された例は、装置の説明を補助する目的だけに使用されています。いかなる保証や法的クレームの根拠としては使用できませんのでご了承上ご参照ください。

免責に関する注意

本文上で使用された例は、装置の説明を補助する目的だけに使用されています。いかなる保証や法的クレームの根拠としては使用できませんのでご了承上ご参照ください。

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