農耕機、船舶、自動車などに使われる大型駆動装置の開発試験にはトルクセンサの校正が要求されます。一般的には認定校正ラボが発行するDAkkS校正証明書が必要です。

HBMはこうした需要に対応するため、自社が保有する「DAkkS校正試験所」を数億円規模で拡充し、民間企業として初めて400kN・mまでをサポートする国家認定の「DAkkS認定トルク校正マシン」を導入しました。今後は自社で製造/販売するすべてのトルクセンサの校正試験を自社内で行うことができ、証明書発行までの時間を短縮します。

0.5N・mから最大400kN・mまで-自社製造の全トルクセンサをカバーする校正ラボ

HBMのトルク校正マシンは30Nmから400kNmにおいてDAkkS認定を受けています。これによりHBM0.5 N•mから400 kN•mレンジの自社製造のすべてのトルクセンサに対応できるようになりました。

最新の校正マシンは垂直アラインメントでDIN 51309およびVDI2646に基づく時計回り/反時計回りの両方向の校正が行えます。参照トルクとしては、T10FH/150 kN•m T10FH/400 kN•mが使用されています。この2台の高精度参照トルクにより、極めて優れた計測の不確かさ0.1%が達成されています。

明文化された、完全な計測チェーンとの比較試験で、これらのトルクセンサはドイツ国家標準へのトレーサビリティが確保されています。1.1MNmに対応するドイツ国家標準のトップクラスの校正マシンは「トルク標準テストマシン」と呼ばれ、PTBが保有しています。この校正マシンの計測の不確かさは0.08%です。

世界が認めるDAkkS認定

1977年にHBMはドイツ初のDAkkS(当時はDKD)校正試験所として認定されました。以後様々なレンジの計測値の校正を実施し、お客様のDIN EN ISO 9001に基づく製品トレーサビリティの確保に貢献しています。仕様する参照トルクは、PTB Physikalisch-Technische Bundesanstalt:ドイツ物理工学研究所)により定期的に試験されており、このため校正証明書は自動的にトレーサビリティ証明書の役割を果たします。

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