高速データ収集システムによるナセルテストベンチの性能向上

フラウンホーファーIWESナセルテストベンチ「DyNaLab」(ドイツ・ブレーマーハーフェン)

2016年2月。風力タービン用ナセルの製造業者は、ドイツでは初めて、ナセル全体を数メガワット級の本格的テストベンチ、Dynamic Nacelle Testing Laboratory(DyNaLab)を使用して試験できるようになりました。HBMは、電気信号を収集できる汎用試験・計測機器を供給しています。

すべての風力タービンメーカーは、フラウンホーファーIWESナセルテストベンチを使用して、実際的な条件下での実地試験をシミュレーションできます。これにより、十分な根拠に基づいてタービンのコンセプトを打ち出すことが可能になります。44 MVAのインバータ電力を使用した電気系統のシミュレーションが、このテストベンチの重要な要素です。試験ラボでは、HBMのGenesis High Speedシリーズのデータ収集システムとトランジェントレコーダ、ならびに関連ソフトウェアのPerceptionが使用されています。

データ収集システムは、最大36 kVの風力タービンのネットワーク接続ポイントにおいて、電力と電圧を非常に高いサンプリングレートで同時に取得します。特に目を引くのが、データ収集ソフトウェアPerceptionを基準にしたユーザインタフェースの洗練されたデザインです。Perceptionは、非常に複雑なシステムでも扱いやすいソフトウェアです。

さらに、このシステムはモジュール構造であるため、そのコンセプトをいつでも新しいお客様の要件に適応させることができます。このように、DyNaLabは将来にわたって使い続けることができます。