知性と情熱、信念を貫き、8年でFIAライセンスを所得へ
自らがレーシングカーを制作してFIA公式レースで走らせることは、多くの人々の夢ですが、スポーツ試作車チーム・エンジニアリング・プロジェクト1(略してSTEP-1)にとって、この夢はまもなく現実のものとなります。次の段階の2016/2017年冬季のテストが完了すると、FIAの自動車メーカーライセンスがついに視野に入ってきます。その後の目標は公式のヒル・クライミングとサーキットレースでMiKAR C301Bの運転ライセンスを取得することです。極めて乏しい財源にもかかわらず、ほんの6年でプロジェクトの始まりから車の初公開とその後のHockenheimでのレースサーキットテストまでを達成しました。この驚くべき進展は、学生、技術者、および制作にかかわったすべての人々の熱意と献身によるものです。彼らは皆、「知性は予算に勝る」というモットーのもと、MiKAR C301Bをポールポジションに入れるために夕方や週末の貴重な時間を費やしてきました。