HBMが新しい堅牢なモバイルデータ収集システムSomat eDAQXRを発表

HBM, Inc.は、高い人気を誇る同社のSomat eDAQ高耐久データ収集ソリューションの次世代バージョン「Somat eDAQXR」システムを発表しました。現在eDAQをご利用のお客様には、eDAQXRのハードウェアとソフトウェアツールに手間なくアップグレードするための移行パスを提供いたします。

eDAQXRでは先行モデルのeDAQよりも接地面積が大幅に縮小される一方で、プロセッサの性能は強化され、動作温度範囲は-40~80℃に広がり、動作電力要件は8~36 Vに下がります。eDAQXRは、積層タイプの集中型データ収集システムでありながらも、SomatXR遠隔信号処理モジュールへの接続機能が備わり、集中型システムでも分散型システムでも、テスト要件に合わせることができます。オンボードメモリを利用して、PCを接続せずにテストを実施可能であり、強健なLinuxオペレーティングシステムと内部バックアップ機能が搭載されているため、1時間の有人テストや1か月間のクロスカントリーテストを実施できます。テストの完了後にデータをPCにアップロードすれば、解析の準備が整います。

eDAQXRはMIL-STD202Gに従い、耐衝撃性能(振動20 G、最大衝撃75 G)について十分にテストされており、完全密閉構造でIP67 / IP65の環境基準を満たしています。

eDAQを現在ご利用のお客様は、既存のプロセッサを新しいeDAQXRのプロセッサであるEXRCPUに交換することができます。EXRCPUは、小型化し、かつ性能が向上する次世代の堅牢なモバイルデータ収集システムに移行する最初のステップとなると同時に、eDAQユーザーの現在のeDAQ信号処理レイヤへの投資を十分に保護します。

eDAQXRプラットフォームの進化に伴い、お客様は現在のeDAQ信号処理レイヤを新しいeDAQXR信号処理レイヤと混在させることが可能です。さらにSomatXRプラットフォームのリモートモジュールを統合し、すべてのチャンネルにわたって同期を維持することができます。

CAN、ビデオ、温度、加速、ひずみゲージ、デジタルなど、どれを記録する必要がある場合でも、eDAQXRは非常に厳しい環境の中で1件から数百件までのチャンネルで同時にデータを収集できます。

eDAQXRは、テストのセットアップと制御のための、ソフトウェアインタフェースをベースとした新しい強力なブラウザを備えています。ソフトウェアのインストールは不要です。PC、タブレット、スマートフォンのいずれでテストの設定、監視、実施を行う場合も、必要なのはこのブラウザだけです。このソフトウェアには次のような強力なツールが含まれます。

  • 改善されたリアルタイム表示(ストリップチャート、FFT、デジタル表示、テーブルなど)
  • センサデータベース
  • Excelのインポート/エクスポート
  • CAN.dbcファイルのインポート
  • チャンネル情報をスプレッドシートに手軽に表示して編集
  • セットアップ時にチャンネルごとに配線図を表示
  • TCEと共通の用語を使用しているため習得が容易
  • 将来の車両バスネットワークに対応
  • 複数のユーザーがシステムにアクセスしてリアルタイムデータを同時に表示可能
  • セットアップを保護するためにユーザープロファイルの定義が可能
  • オフラインテストのセットアップ用エミュレータ

HBMのT&Mセールスディレクター兼eDAQXRプロダクトマネージャーであるWalt Farchminは次のように説明しています。「eDAQは過酷なテスト環境でのデータ収集システムとして優れた実績を上げてきました。今回それに続く、次世代の堅牢なモバイルデータ収集システムを提供いたします。このシステムは、長年にわたって当社の製品をご愛顧いただいたお客様の投資を保護すると同時に、ハードウェアとソフトウェアの最新技術をご提供します。」

Farchminは1994年からSomatに関与しており、米国イリノイ州シャンペーンに拠点を置く開発チームと共に、eDAQXRの製品化の推進を担当しています。

Somat eDAQXR

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