※動画は英語でのご提供となりますのでご了承ください。画面下のCCマークをクリックすると英語字幕を同時に表示してご覧いただくことができます。
電気式箔ひずみゲージの効率的な取り付け方法
以下の各動画で、ひずみゲージをスムーズに取り付けるための手順を説明します。
「あらかじめ結線されたゲージを使用して設置時間を節約しましょう」
設置表面を準備する
設置時に清浄な環境を確保することは、正確な計測結果を得る上で極めて重要です。そのため、この動画ではひずみゲージを接合する前の表面の準備方法をご紹介します。
ひずみゲージを取り付け可能な材質と、その適切な準備方法をご覧ください。表面の準備には、 サンドペーパー、ペン、洗浄剤、洗浄パッドが必要です。
「センサの性能を最大限発揮させるためには清浄な環境の確保が大切であることを覚えておいてください。何かの微粒子が表面とセンサの間に入り込んでしまうと、計測結果に影響を及ぼしてしまいます」
ひずみゲージを貼り付ける
ひずみゲージと設置表面貼り付ける準備が整いました。HBMでは、各種の用途向けに多様な接着剤をご用意しています。
この動画では低温硬化接着剤を用いたスチール表面への貼り付け方法をご説明します。
ひずみゲージのハンダ付け
– プレワイヤードひずみゲージを使用しない場合 –
ひずみゲージの接着が完了したので、次に接続ケーブルをストレインゲージに取り付ける必要があります。ひずみゲージにはんだパッドがある場合は、ひずみゲージに直接はんだ付けを行うことができます。リード線がある場合は、まずリード線をハンダ付け端子にハンダ付けし、そこから接続ケーブルに取り付けます。これはより複雑ですが、ひずみの緩和が追加され、高振幅の連続発振試験における信頼性が高まるという利点があります。
ひずみゲージの設置状態を確認する
接着剤の硬化後、ひずみゲージが正しく設置されていることを確認することが重要です。
ひずみゲージが平坦になっていることを目視確認してください。その後、オーム計で絶縁とひずみゲージの体積抵抗をダブルチェックしてください。
設置に不具合があると計測結果が不正確になってしまうため注意してください。
「ひずみゲージの設置を確認し、センサで正確な計測を行えるようにしてください」
ひずみゲージの設置に伴うひずみを解放する
ひずみゲージの設置に伴うひずみを解放する方法をご覧ください。設置ケーブルを機械的に保護することでひずみゲージをその他の外部の物的影響から保護することができます。
X60は、設置のひずみを解放するのに優れた接着剤です。
ブリッジ回路を用いてひずみゲージを設置する
この動画では、コネクタを用いて、あらかじめ結線したひずみゲージをMX1615B/MX1616B ブリッジアンプモジュールにブリッジ回路として簡単に接続する方法をご紹介します。
このプロセスではケーブルのはんだ付けは必要ありません。
また、ひずみゲージはパラメータ化されています。耐久性試験でよく利用される、ピークバレー法やレインフロー法による分析の方法についても説明します。
円筒形ひずみゲージLB11の設置方法
HBMでは各種用途に対応するひずみゲージを幅広くご用意しています。
その中のひとつがひずみゲージ LB11です。これは、円筒形状の電気式箔ひずみゲージで、ネジの軸力を計測するのに適しています。
この動画では、円筒形ひずみゲージLB11を計測用ネジに取り付ける方法を説明しています。また、ブリッジアンプモジュールを用いてコネクタにネジを接続する方法についても紹介しています。
ひずみゲージ式測定手法についてさらに詳しく知るために・・・
- ここでご紹介した情報をマスターすることで、ひずみゲージが正しく設置できるようになり最適な計測結果が得られるでしょう。ご不明点についてはこちらからお問合せください。
- HBMのYouTubeチャンネルでは、ここで紹介した動画をはじめ、様々な技術ノウハウが学べる動画をご覧いただけます。