FBG 光ファイバ式 風車ブレード常時監視システム WindMETER
WindMETERは、風力発電システムの風車ブレードのハブ内にインテロゲータを設置し、コンパクトに光学式計測チェーンを構築するもので、イン テロゲータとコスト効果の高い高精度FBG センサ(ひずみセンサ、温度センサなど)、データ収集・監視用ソフトウェアWindMONITOR で構成されます。外部環境によるドリフトの影響がなく、遠隔地や大型構造物の状態をデータ損失なく高分解能に計測・監視します。
アプリケーション:
- ピッチ制御
- 状態監視
- 負荷テスト
- 振動モニタリング
- ブレード設計評価
- 着雪、凍結の検出
同クラスの光学式システムの中でWindMETER は極めて高いデータ品質を誇ります。これは1)内部に参照値を持ち、長期間高精度を維持できること、2) 10ms 毎に自動校正を行い、再校正が不要なこと、3)電磁ノイズ耐性に優れ信号が安定していること、4)70%を超える高い反射率で、超距離伝送でもデータ損失 がほぼ無視できること、により実現されています。
インテロゲータの筐体には冷却ファンがなく、保護等級NEAM4X のステンレス製で過酷な環境での利用に最適です。高速スウィーピング方式で、数十個のセンサを最高で1 秒間に100 回(100S/s)同時にスキャンニングします。センシング部は高精度・高分解能なひずみセンサと温度センサが用意され、火花やEMI/RFI といった電磁ノイズの影響を受けない完全なパッシブ型です。センサの筐体は軽量かつ堅牢で、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)への埋め込みも可能で す。またポリウレタン製のゴム被覆で保護されているため、風車ブレードの表面にも直接貼布できます。購入時には校正成績証明書が発行され WindMONITOR ソフトウェア上で簡単・確実にセンサをセットアップできます
イーサネットを介し、遠隔操作で制御できます(ASCII テキスト)、お客様のご要望にあわせProfibus など、他の通信プロトコルにもオプションで対応します。付属のWindMONITOR ソフトウェアをインストールしたPC から遠隔制御でセンサの設定や計測、診断が行えます。
WindMETERの特長:
1) 内部に参照値を持ち、長期間高精度を維持
2) 10ms 毎に自動校正を行い、再校正が不要
3) 電磁ノイズ耐性に優れ信号安定性が高い
4)70%を超える高い反射率で、超距離伝送でもデータ損失がほぼ無視できる
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